着物の柄に込められた願い。花車(はなぐるま)柄のお話
こんにちは、カノです。
昨日に続いて、着物の柄のお話です。
今日は女の子の柄に多い『花車』柄についてです。
花車の柄には 神を招き、神を寄らせる役割を持ち、たくさんの幸を招きますようにという願いがこめられています。
よく見ると女の子の着物には、たくさんの花が描かれていますが、
花にもそれぞれ願いが込められているんですよ。
ちなみに牡丹は百花の王とされ、幸福、富貴、高貴、豪華さをあらわしています。また牡丹の香りは高貴で、邪気を祓うとも言われていたり、
梅は、冬を耐え忍び、春一番に花をつける姿から「忍耐力」の象徴とされます。また「澄んだ心」という花言葉をもっています。
知れば知るほど、日本の心っていいな着物っていいなって感じます。
By カノ