スマホで撮れるピンホールカメラ「暗箱」開発秘話04:口は出すけど、手も出す仲間
こんにちは、堀です。
ようやく形が見えてきたこの計画。
スマホで撮れることにこだわってたピンホールカメラの
機能や外観デザインのイメージが固まってからは
ダンボールアーティストの小寺さんが実際にダンボールを切り出してはテスト撮影の繰り返しでした。
特に肝心なピンホールは神技的加工技術で指定のサイズ径を真円であけてくれます
他にも本物のハッセルならファインダー(のぞき穴)にあたる部分や
巻き上げクランクのダミーなど
ピンホールカメラでは単なる飾りにすぎない部分も本物っぽく動いたりして
無駄な部分(笑)にもかなりこだわって仕上がってきました。
ここまできたらほぼ完成です。
設計が完了して、販売用にダンボールの切り出しスケジュールを相談してたときの事です。
「このカメラ、切れ目を入れたダンボールのキットから
自分で組み立ててもらって撮影していただくように設計しています。
僕は何回も組み立てて撮影までしてるので簡単に出来ちゃうんですが
初めてこのキットを手にした方はどうなんだろう??」
それが僕が一番判らない事。
判らなかったら聞いちゃえ!
そんな呼びかけに集まってくれたのが、仕事も年齢もバラバラのこの3人
そう、「ピンホールカメラ開発プロジェクトメンバー」
まあ、この3人ったら
キットの組み立てを始めるまえから歯に衣着せぬ指摘を
次から次から、、、、、。
ほ、ほんまに販売出来るんやろか?
何とか3人ともカメラを完成させてテスト撮影にはいる頃
僕は、心が折れかけていたのです。
そこからですよ
この3人
初めてキットを手にした人が楽しむにはどうしたら良いかという
アイデアを実現可能、不可能は別としてガンガン出してくれました。
しかも、カメラを持ち帰ったあとスマホで使う推奨アプリを調べてくれたり
心臓部の投影スクリーンの検証、はたまたデコキットの構想など
口だけでなく手も出してくれる開発プロジェクトメンバー
素敵すぎです。
それがヒントになり具体的な修正点も洗い出されたり
いつでも誰でも観れる組み立て動画の制作も決まりました。
次は、「開発秘話05:え!! マジで? どうすんの?」です。
おまたせしました、第3次「暗箱:ANBAKO」販売開始です
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